|
前回、105円がどうのこうのと言った手前もあり せっかくだからと手付かずだった 中古105円ゲエムでもやろうかな とか思ったその日が運の尽き。 何の因果か手にしたそれは、いわゆるアレなゲームとして誉れ高い 『タクティカルアーマーカスタム ガサラキ』。 バンダイが2000年にPSで発売したシミュレーション(?)ですね。 原作TVアニメは、ハイクオリティな画面がキレイでしたが 二足歩行兵器タクティカルアーマー(TA)、海外派兵、国際政治、 秘密結社、鬼、能、グレートな日本人西田さんなど様々な要素が 絶妙に食い合わせが悪く、観る人を選ぶ作品でしたね。よくいえば。 悪くいえば、なんかいろいろスゴいけど全然面白くないアニメです。 なんとこのゲーム、原作の10年後を描いた、わりと正統な続編でして 主人公こそ違うものの原作の登場人物が結構重要な役割で出てきます。 これで面白ければ原作ファンも浮かばれたんですけどねえ。 まあ、噂に違わぬ問題だらけの問題作でして とにかく滅法分かりにくい内容です。 まず、出撃する前にTAのマザーボードを選びます。 これに思考チップを最大12個組み込んで能力アップさせます。 電子ブロックめいていてウキウキしますが、これがまた面倒くさい。 システムが無駄に回りくどいため、二度手間三度手間上等です。 でも成長要素はこのマザーボードだけですので、おろそかには出来ません。 戦ってマザボに学習させるワケですね。操縦者、必要か? 作戦モードで、二機の僚機とともに戦場へ出撃しますが これがまた微妙に締まらない3Dアクション移動です。 一応走れますが、すごく遅いです。もっさりした重量感表現。 しかも、作戦規定時間がリアルタイムで進みます。猛スピードで。 時間切れでもクリア可能ですが、クリア後に 予備HP的装備シールドパックをちょっとしか貰えなくなったり 思考チップをケチられたりと踏んだり蹴ったりです。 消耗品たる兵士が消耗品不足で消耗していく生々しい現実を 必要以上にバーチャル体験。疲れるわあ。 でも、時間内にクリアするのはまず不可能なマップ配置。 それどころか作戦途中で仲間が勝手に文字会話しますが 移動を完全シャットアウトして時間だけが流れていく鬼仕様。 改行も絶妙で、ページ送り後に「です。」しか無かったりします。 つまりは「死ね」ってことDEATHか? そういえば「何がおかしの!」って怒るキャラも居ました。 もう何がどうとかいうレベルじゃない。 さらにいえば、一部の作戦指示がウソ内容で 敵殲滅命令をバックレて最短距離を走るのが正解だとか 戦時情報の混乱をリアル描写するにも限度がありますよ。 レーダーに表示される敵に近付くとAI戦闘になります。 最初に4つのコマンドからそれぞれ選びますが どういうわけか仲間は同じコマンドを選べません。必ず3機別行動。 それじゃあ、さぞ有機的な ナイスコンビネーションを魅せてくれるんでしょうね? なんて思っていたら、 砲撃する敵に背を向けて走り、 壁に弾丸を撃ち続ける国連軍のエースの姿が。 可哀想に……。アイツ、戦い過ぎたんだ……。 クレイジーなカメラワークが余計にお気の毒感を盛り上げます。 あと、撤退方法が取説に載っていませんが、 撤退許可がおりてからスタートボタンで逃げられるようですね。 正直、逃げずに向き合える内容ではないですが。 こんな具合に、ありとあらゆる意味で素晴らしい本作。 プレゼントキャンペーンのTA月光が出てくるんじゃないかな、とか 思考チップをまだ全部入手してないし 成長持ち越しでオマケの2周目があるんじゃないかな、とか 淡い期待を胸に抱いて、私はエンディングまで戦い抜きました。 なんだこの「夢など見るな」というリアル。 Tactical Armor Custom ガサラキ
|
| << 前記事(2008/05/12) | トップへ | 後記事(2008/05/20)>> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
どもです、アニメ版ハヤテのごとく!みたいなジャンクフードで |
ジェット雀 2008/05/15 20:06 |
ジェット雀さんへ |
阿笠亭葉っぱ 2008/05/17 13:50 |
| << 前記事(2008/05/12) | トップへ | 後記事(2008/05/20)>> |